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あしあと

    「愛の鞭ゼロ作戦」

    • [公開日:2020年11月1日]
    • [更新日:2022年3月28日]
    • ページ番号:32371

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    「愛の鞭ゼロ作戦」

    以下のようなポイントを心がけながら、子どもに向き合いましょう。

    1.子育てに体罰や暴言を使わない


    2020年4月、子どもへの体罰が法律で禁止されました。たとえ「しつけ」のためだとしても、身体になんらかの苦痛や不快感をもたらす行為は、どんなに軽いものであっても体罰に当てはまります。

    子どもが言うことを聞いてくれない時、イライラして、つい叩いたり怒鳴ったりしたくなることがあるかもしれません。体罰や暴言は一見効果があるように見えますが、大人への恐怖心から一時的に言うことを聞いているだけで、根本的な解決にはなりません。むしろ、子どもが自分も周りの人に対して同じようにしてもよいと学んでしまう可能性もあります。

    全ての子どもには、健やかに成長・発達し、自立に向けて支えてもらう権利があります。子どもだからといって、暴力や暴言が許されるわけではありません。


    2.子どもが親に恐怖を持つとSOSを伝えられない


    親に恐怖をもった子どもは、親に気に入られるように、親の顔色をみて行動するようになってしまいます。また、親に対して心配事を打ち明けられなくなることも。心配事を相談できなくなると、より大きな問題に発展してしまう可能性もあります。



    3.イライラをクールダウン


    疲れていたり、もともと抱えているストレスが大きいと、子どものちょっとした行動でイライラが爆発してしまうことがあります。イライラが爆発する前に、クールダウンするための自分なりの方法を見つけておきましょう。


    深呼吸をする

    風にあたる

    数を数える

    お茶を飲む

    4.親自身がSOSを出す


    子育ての負担をひとりで抱え込まずに、家族で分担したり、市やNPO、企業などのさまざまな支援サービス(ファミリーサポート、家事代行サービス、一時預かりなど)の利用も検討しましょう。

    子育ての苦労について気軽に相談できる友達もできるといいですね。

    5.子どもの育ちを応援する


    子どもに「イヤ!」と言われたとき、親自身が戸惑うこともあるかもしれません。「わがままな子になってしまったら困る」と思って、ついつい、指示的に対応してしまうことも。ですが、2・3歳の子どもの「イヤ」は自我のめばえであり、成長のしるしでもあります。子どもが成長するなかで必ず通る道だとおおらかに構えて、子どもの思いを引き出し、後押ししてあげられるとよいですね。